【ジェフから学んだこと】沖縄の子どもたちに一番必要なこと。それを伝えていくことが僕のできる恩返し。

1週間前の2015年11月8日、僕のバスケット、僕の人生を変えてくえたジェフ(ジェフ・ニュートン 元琉球ゴールデンキングス)の永久欠番セレモニーがあった。そこに僕も参加させてもらった。まずそのセレモニーに声をかけてくださった球団に深く感謝しています。

ジェフはバスケットボールを通して僕に繋がることの大切さ・楽しさを教えてくれた。パスひとつでも受け取る側一人ひとりに合わせ工夫していた。フリーだと素早くパスをするがスペースが悪かったり、フリーなスペースに受け取る側が気づいていなかったりするとパスを出さない。受け取り側が少しでも有利な状態でボールをもらえるように常に考えてパスを出したり、パスを受け取れるようにする。それは1人での練習や決まったメンバーとの練習だけでは身につかない技術であり、ドリブルよりもシュートよりも難しい技術。

また、DF(ディフェンス・守り)では常にコート全体を把握し他のメンバーに声をかけ、1人で守るのではなく5人で激しくも楽しく守ろうと風なDF(と僕は感じていた)。みんなで助け合い、繋がり合い大切なもの(リング)を守るのがバスケットボール。

そんなバスケットボールに出会えたのもジェフのおかげ。プロはみんな次の契約のために結果を残さないといけない。なのでチームのためというより個々のアピール、個々の成績のためにプレイしている選手が多い。そんな中でジェフに出会えたこと本当に大きかった。

僕が入る前のbjリーグ参入1年目のキングス(ジェフが入団する前)は個々のプロ意識、高度なスキル、勝ちたい気持ちはあったがチームではなく個々で戦ってしまい最下位。そこにジェフがマックと共に入団したことで、弟の直人、しーげー(金城)、ブライアン(シンプソン)に繋がりができ、それがシーズン通して熟成され奇跡と言われた1回目の優勝が出来た。

2度目の優勝もナリ(並里成)、デービット(パルマー)、スニード(ディニオン)と個性的なメンバーを繋げた男こそジェフだと僕は確信(勝手に)しています。

そんなbjリーグ最多6個のチャンピオンリングを持つ男から学んだことを僕は沖縄の子ともたちに伝えています。

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昨日の練習は新しいことにチャレンジ。子ともたちの一生懸命な姿勢に感謝。スキルアップはもちろん、子ともがもっている個性・才能・能力を繋げることが僕の一番のやるべきこと。調子がいい時もあれば悪い時もある、調子がいい時はスキルアップのチャンス、悪い時は繋がりを深めるチャンス。

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ジェフ、本当にありがとう。子どもたち、そして保護者の皆さま、これからもよろしくお願いします。

今度、ゆんたくし会~ジェフのスゴいところ~ で続きをお話ししましょう♪